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最近、久しぶりにリングを読んだ。かの有名な鈴木光司の小説である。今となってはほとんど怖さを感じずに読了したけれど、最初に読んだあの怖さは忘れられない。小説を読んで心底怖いなぁと思ったのは、後にも先にもこれだけだと思う。
リングを初めて読んで少ししてから映画が公開されて見たのだが、やっぱり原作とは違うなぁと思いつつも結構楽しめた覚えがある。その後、リングを再読することはなかったのだが、今回久しぶりに読んで1つ気づいた。 小説には山村貞子が出てこない。 映画ではあの有名な、テレビに映った井戸から這い上がってきてそのままテレビから出てくる、というシーンがあったが小説にはそういった描写は無い。そもそも過去に生きていた人として登場するだけで、"貞子"そのものは全く出てこない。 …にもかかわらず、これだけ怖い文章が書けるっていうのは、やっぱりすごいなぁ。 そういえば、リングを久しぶりに読んだのは、お盆に実家に帰ったときに持ち帰ってきたからなのだが(らせん含む)…うちの実家、夜に部屋で寝てると、なぜかパチンパチン音がする。 これっていわゆるラップ現象なのかな? 実家に住んでた頃は日常だったからあまり気にしなかったけど(笑) というわけで、もうエキブロを初めてかなり経つというのに(休止期間がたくさんあったけど)、初めて今週のトラックバックテーマにトラックバックしてみた(笑) 背筋がぞくっとする怖い話は?
by clear_ether
| 2005-08-25 21:45
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